vol.0011 of AFTERMOD E-PRESS

AFTERMOD E-PRESS 第11号

00【巻頭】技術革新と本質へのフォーカス

 拝啓、皆様、ここ横浜も日に日に冬の気配が街を包みこんでいます。お元気でお過ごしでしょうか。週末までAPECの警備のために日本中から警察官が集まって、深夜もにわかに賑わっていましたが、今夜はすっかり静かです。さて、アジア大会を取材している安藤から、スポーツカメラマンの視点でのスポーツ論が届きました。一方、笠原の特集は絵巻物と新しいメディアの親和性についてです。どちらも技術革新が進み、道具を通して対象を見る在り方が変化しつつある中で、変わらないモノ・コトがあることを示唆しているように思います。便利な時代になったからこそ、ラディカルな視点をもつことで、見失いかけた本質を捉えやすくなった部分もあると思います。進む技術と歴史や伝統を同時に前向きに捉えること。これが僕らスタディオアフタモードのキーワードです。では、第11号、お楽しみ下されば幸いです。

(ヤハギクニヒコ)

INDEX
vol.0011号(2010年11月15日号)

00【巻頭】技術革新と本質へのフォーカス
01【特集】安藤理智「レンズが捉えるスポーツの本質」
02【特集】笠原正嗣『絵巻物とiPad/iPhone』
03【報告】佐藤慧×安田菜津紀 『カンボジア、ザンビアの今を伝える』
04【告知】11月20日TEDxSeedsにヤハギ・安田・佐藤が参加
05【告知】“あと2日”オリンパス写真展「She Has A "PEN"」
06【後記】未来を受け入れる準備

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01【特集】安藤理智
『レンズが捉えるスポーツの本質』


 今、私は中国/広州にいる。第16回アジア大会の真っ最中だ。縁あって、日本人でありながらタイ国オリンピック委員会のオフィシャルカメラマンを務めさせて頂き、今大会もタイ国代表選手団に帯動し、朝から晩まで競技会場を駆け回っている。
今回はそんなアジア大会から、皆さんにスポーツの面白さを文章で伝えるという試みにチャレンジしたいと思う。

スポーツには人間の物語がある。


Photo_1.jpg(C) R.ANDO / National Olympic Committee of Thailand


 スポーツは人間が生み出したドラマだ。選手達が見せる喜怒哀楽は、さまざまな表情となって僕たちを魅了する。そこにあるのは、まさに人間本来の姿だと思う。感情を剥き出しにし、プライドを賭けて一瞬に挑む選手達の表情は、見ている我々を虜にする。

 筋書きのないストーリーの、その一瞬だけを、ファインダーを通して永遠に記録すること。それがスポーツ写真であり、スポーツカメラマンの仕事なのだ。

 選手の持っている魅力。それを言い換えれば競技に挑み、体力、技術、精神力。そういったものを武器に戦う人間の生の姿をとらえてこそ、感動的なスポーツ写真が生まれる。

 昔はアクションの魅力をとらえることがスポーツ写真の主流と考えられていた。しかし、それだけでは十分にスポーツが持つ魅力を伝えられるわけではない。

 アクションと、人間そのものの魅力を映像として残してこそ、現代のスポーツ写真なのだ。メダルを持ってにっこりピース写真だけでは見る側に感動が伝わらない。

技術の時代から感性の時代へ。



Photo_2.jpg(C) R.ANDO / National Olympic Committee of Thailand


 カメラの進歩に伴って、スポーツ写真の世界も大きく変わってきた。まだオートフォーカスカメラが無かった時代には「ピント」「フレーミング」「シャッターチャンス」の3つを同時に操作することが、スポーツ写真における基本技術とされてきた。瞬時にこれができなければ、スポーツの写真は撮れなかったのである。

 私もスポーツ写真を撮り始めた時は、先輩カメラマンに習い、ピントが合わせられるようになるまでフィルムを何百本と無駄に使ったものである。念のために付け加えておくが、時代はすでにオートフォーカスカメラ時代。ところが、先輩達から「マニュアルでピントがあわせられないならスポーツは撮るな」と脅かされていたのだ。

 ところがオートフォーカスカメラの性能が上がるにしたがい、操作は格段に楽になった。特に一番の難関とされてきた「動くものに常にピントを合わせ続ける」という操作も、カメラが正確に、早くあわせてくれるようになった。その結果としてピントをカメラにまかせ、フレーミングとシャッターチャンスに注意して撮影を行えば良い事になった。

 さらに時代は進み、カメラの精度が上がり、連写機能が充実する事で、シャッターを押し続ける事でシャッターチャンスもある程度はカメラ任せにできる時代になってきた。
フィルムからデジタルへと写り、枚数を気にする事無く撮影もできるようになってきた。

 そうなると問題になってくるのが「感性」だ。撮らされた写真と、撮った写真は明らかに違う。

 何百分の一秒、あるいは何千分の一秒、という最高の一瞬を狙うのであれば、ただシャッターを押し続けていても、「良い瞬間」は撮れない。やはり、全神経を集中させ、選手と気持ちを同じくして初めて「最高の瞬間」をものにできるのだ。ただカメラ任せにするのではなく、自分の技術を磨くという意味においては、まだまだ真剣に取り組む必要がある。

 とはいえ、カメラ操作が何よりも優先された時代はすでに終焉を迎えつつある。まさに、写真を撮る人間の感性が試される時代へと突入しているのだ。

選手同様に甘えは許されない。



Photo_3.jpg(C) R.ANDO / National Olympic Committee of Thailand


 オリンピックやアジア大会を取材するスポーツカメラマンは華やかな世界にいるように見えるかもしれないが、実際はかなり過酷だ。まず、機材も15kgから20kgを一人で持ち歩き、朝から晩まで競技会場を移動しながら撮影を続ける。もちろん、締め切り時刻がある場合にはその時間を考慮しながら撮影した写真のセレクトを行う。

 スポーツにおいては「やり直し」がない。同じ瞬間は二度と訪れない。だからこそ、万全の準備をして競技会場へと向かうのだ。

 自分が狙ったイメージをものにするため、全神経を集中させる。甘えは許されない。

 写真は怖いものだ。その時の気分が沈んだ状態では、それがそのまま写真に残ってしまう。だからこそ選手と同じく、写真を撮る側も「肉体と精神」を充実させて大会に臨むのだ。

 アジア大会が終わると、アジアビーチ大会、冬季アジア大会と続く。意外かもしれないが、常夏の国タイも冬季アジア大会に選手団を派遣する。
映画『クールランニング』ではないが、そのうちタイからも冬季オリンピックのメダリストが誕生する日が来るのかもしれない。

(文+写真=安藤理智)

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02【特集】笠原正嗣
『絵巻物とiPad/iPhone』

 五島美術館(http://www.gotoh-museum.or.jp/)が開館50周年記念展として11月28日(日)まで「国宝源氏物語絵巻」展をやっています。愛知県にある徳川美術館と共に所蔵する源氏物語絵巻を一堂に集めているようです。日本人としてはぜひ見てみたい展示会ですね。

 『日本の絵画のあそび』(榊原悟/岩波新書)によると、絵巻物を見るにあたって読み手は「作品を机上に置き、(中略)鑑賞者みずからが画面を左手で左方へ広げ、熟覧し、次に右手で巻いていく方法」を取っていたと指摘しています。そして「絵巻を味わうには、それなりの労力と時間がかか」り、「鑑賞それ自体にすでに時間的、空間的展開性を持っている」と書かれています。

 簡単に言ってしまえば、巻物をほどいて右端から絵巻物(=文字+絵)を順々に見ていったとき、本のページを捲るようにスルスルと左へ左へ巻物を開いて物語を楽しむよねってことです。鑑賞者はたぶん貴族やお偉いさんが多かったでしょうから、読み手の周りには侍女などサポーターも多かったことと思います。ですからお偉い読み手がいちいち読みながら巻物を撒いたとは思えませんが、それでも一巻読むのに結構な労力があったと考えられます。しかし今回僕が言いたいのはそこではありません。榊原悟さんがご指摘された「時間的、空間的展開性」、要するに、巻物はシームレス(継ぎ目なく、ひと続き)にずっと一方通行で時間と空間、登場人物が動いていたということです。

 一般的に現代の技術でこれを体現しているメディアはなんだと思いますか?

 僕はアニメーションだと考えます。フラットな画面に色彩を載せているという意味で絵柄は似ていますが、さすがに音声があるわけでもなく(音読はしていたでしょうけど)、キャラクターがそれぞれしゃべるとは思えないので現代のアニメ一歩手前が絵巻物だったと言えるのではないでしょうか。

 そしてそのアニメ一歩手前の状態を現在体現しているメディアが最近登場しています。ソフトバンクはよくぞ持ってきてくださいましたね(孫正義社長、ありがとうございます!)。そう、タイトルで出落ちですがiPad/iPhoneです。iPad/iPhoneでマンガを落として読んだことがある方ならイメージが付きやすいと思うのですが、タッチパネルで次のページにスライドさせたときマンガはスーッと移動するんですね(しかも、日本のマンガは右から左に読むという法則は当時の絵巻物と同様、まだ現在に保存されている!)。

 また拡大縮小の機能により、クローズアップなどアニメでよく使われる効果も見られます。絵巻物を読んでいた当時の貴族やお武家さんは、きっと夜読んでいた時ついつい絵巻物を自分に近づけて読んでいたんじゃないかと思います(だってろうそく灯りですよ、かなり暗いはずです)。もうお分かりと思いますが、巻物を横にスライドさせていた当時の人の読み方と、iPad/iPodでマンガを読むというのはよく似ているわけです。ちなみに今のマンガの原型ともいえるものは黄表紙と言いますが、国文学をやっている方の中にはなぜか、当時の黄表紙のテクストの部分だけを読み、絵をカットして研究する人がいるそうです。みなさんがマンガを読むとき「マンガの絵なんてなくてもいいや」と思うかちょっと考えてみてください。

 ここに気が付いたキュレーターさんや美術館、デバイス関係の方、ぜひアプリとして販売していくムーブメントを作って欲しいと思います。僕が思うにこれはちゃんと発表出来たら世界がビックリするはずです。くしくも、パソコンでスクロールという言葉が使われていますが、それを絵画で昔の日本がやっていたかもしれないわけですから、日本の文化に目を向けてもらえるきっかけになるかもしれません。

 ただ一つ難点なのは、絵巻物は元々長いのでストーリー重視、画像はサブ、当然絵の全体像とかはあまり気にしなくて良く、見るにあたってはスライドし続けるだけで良いのですが、例えば水墨山水の掛け軸などは困るわけですね。せっかくスライドして滝の流れを目で追ったあとに、さあ全体像を見ようとしたらiPad/iPhone画面のサイズに縮小されてしまいます。ハッキリ言って超つまらないです。一応アイデアとしては、iPadなり、40型テレビを縦に3つくらい並べて上から掛け軸的に絵を落とすというものが考えられます。

 実物の絵巻物や掛け軸ではさすがにスクロールを試すのは不可能ですが、iPad/iPhoneのような石版的タッチパネルメディアに一度スキャンして使えるようになれば、当時の人間の見方を体感できるようになると思います。するときっと何かしら閃く人が出てくることでしょう。今まで展示物やただのテクストだけでは見えてこなかった解釈も期待できるのではないでしょうか。学校にも簡単に配布できますし、マンガ感覚で読めるのなら、日本の文化に目を向ける子供も増えると思います。ぜひ、美術館さま筆頭に実行していただきたく思います。

 とりあえず、今のところそういう動きがないようなので、五島美術館さんで絵巻物を体感するときは巻物が動かないですから、鑑賞者が動きましょう。歩きながら読んでください(笑)。

(笠原正嗣)

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06【編集後記】
未来を受け入れる準備

 能動的であることと、受動的であること。そしてその間に機械が入り込むこと。写真というのはその登場時から、人と機械と世界とのコラボレーションでした。その意味で、僕は写真ということに魅力を感じ、足を踏み入れたのですが、ネットメディアや、新しいデバイスの登場により、ますますその有機的結合は、一言でデジタルだのアナログだのと二分出来るような状態ではなくなってきました。(もっとも最初からアナログの対義語はデジタルではないはずなのですが)機械化しながら未来へ向かうことに警鐘が鳴らされて久しいですが、機械化をも受け入れる多様性を、僕らの文化は元々持ち合わせているのではないかという気がします。新しく感じることも、僕らが忘れてしまっているだけで、その表象や性能は違えど、既にあったモノやコトの再編集なのではないか、と思うこともしばしばです。もし過去にあった何にも例えられないモノやコトが登場したときに、本当のパラダイムチェンジは来るのではないかと思います。いずれ現れるそれをポジティヴに迎えられるように、僕らは準備が必要なのかも知れません。では、また来週お目にかかります。

(ヤハギクニヒコ)

03【報告】佐藤慧×安田菜津紀『カンボジア、ザンビアの今を伝える』

 13日に毎日エデュケーション、グローバル広場で開催した取材報告会は、皆さまのおかげで素晴らしい場を創り上げることが出来ました。安田菜津紀のカンボジア、佐藤慧のザンビアの取材報告をすると共に、インタビュアーに今井紀明氏を迎え、40名を超える方に来ていただきました。

 ご来場いただいた方々も熱心に聞いてくださり、また新しい繋がりも増えました。

 個々の人間のひとつひとつの行動は取るに足らないほどのちっぽけな力に過ぎないかもしれませんが、そのエネルギーのベクトルが、「より良い世界、未来へ向けて」という点で集約していけばきっと大きな変化が訪れると思います。

 これからも皆と共に、切磋琢磨しながら前に進んでいきたいです。

 ご来場い頂いた方々、お手伝いをしてくれたスタッフ、そして素晴らしい機会を提供して下さった毎日エデュケーショングローバル広場の皆さま、本当にありがとうございました。

 今月23日には、滋賀県の立命館BKCにて、またこの3人のチームでクロストークセッションを行わせていただきます。

(佐藤慧)

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04【告知】11月20日ヤハギクニヒコがTEDxSeedsに、安田菜津紀・佐藤慧がTEDxYouthに参加します。

 「TED」とは、Technology、Entertainment、Designの頭文字を表し、この3つの領域が一体となって未来を形作るという考えに基づいて世界中で展開している国際会議です。このTED会議が提唱してきた”ideas worth spreading”の精神に共感し「日本のアイデアを世界の人にもっと知ってもらいたい」という想いからはじまったカンファレンス「TEDxSeeds」に、アフタモードメンバーを呼んでいただくことになりました。

 今回は、横浜は赤レンガ倉庫で行われる本会議にヤハギクニヒコが、慶應キャンパスで行われる20代が中心のユース会議に安田菜津紀と佐藤慧、そしてライブオンワイアーから小川光一と長野友紀が参加させていただくことになりました。安田は登壇者として、プレゼンテーションが、佐藤慧と小川光一もスピーチの機会を頂けることになりました。参加される方は、是非お楽しみに。会場でお会い出来た際には声を掛けて下されば幸いです。

TEDxSeeds

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【再掲告知】11月20日「超」天職セミナー≪トークライブ編≫

28歳という異色のカテゴリーで集められた現在活躍しているメンバーによる『「超」天職セミナー』に佐藤慧が参加します!
お時間が取れましたらぜひご参加くださいませ。

《日時》11月20日 10時~13時

《場所》東京都渋谷区代々木4-28-8 608号 イマジニ屋学校拠点

《アクセス》新宿南口改札より徒歩15分、初台駅より徒歩5分

甲州街道20号線の交差点「西参道口」を新宿駅を背にして左。
そして次の信号(西参道)を右。
東都レジデンス新宿ビルの隣の白いビルです。
http://p.tl/TZxK

《料金》2,980円
《定員》25名(早いもの価値!!満席になり次第受付を終了させて頂きます。)
《申込み》 info@globecorp.co.jp
まで11月20日「超」天職セミナー申込みと表題にお書き頂ご連絡ください。

≪11月20日授業内容≫
◆10:00~10:45
☆「超」スーパーバカ代表☆
イマジニ屋松永真樹28歳
◆11:00~11:45
☆「超」スーパージャーナリスト☆
フィールドエディター佐藤慧28歳
◆12:00~12:45
☆「超」スーパービジネスマン☆
営業コンサルタント松澤真太郎28歳

【詳細】http://ameblo.jp/keisatojapan/theme-10025484462.html

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【再掲告知】安田菜津紀
オリンパス写真展「She Has A "PEN"」

☆10月20日発刊の「日本カメラ」口絵のページにて、「7人の作品」としてカンボジアの写真を掲載致していただいております。

☆安田菜津紀がオリンパスギャラリー主催のグループ展
「日本カメラ社主催、7人の写真展」に参加させていただきます。
お時間があいましたら是非、足をお運び下さいませ。

◆2010年11月11日(木)~17日(水)  オリンパスギャラリー東京
  (AM10時~PM6時/最終日午後3時/日曜・祝日休館)
◆2010年12月2日(木)~7日(火)   ギャラリー古都(旧コンタックスサロン)
  (AM11時~PM7時/最終日午後3時/日曜・祝日休館)
◆2011年1月20日(木)~2月2日(水) オリンパスギャラリー大坂
  (AM10時~PM6時/最終日午後3時/日曜・祝日休館)

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【再掲告知】
メールマガジン同時創刊!

『AFTERMOD E-PRESS』はWEBでの閲覧を想定して編集をしておりますが、写真や画像を除いたテクスト版をメールマガジンにて配信いたします。「メールマガジン」ページに登録フォームを作りましたので、ご希望の方はご登録をお願いします。ある程度の人数までは手作業で登録をし、実験をしつつの配信になると思いますが、よろしければご登録をお願いします。(イベントなどの優先予約等の特典も付けさせて頂きたいと考えております)

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BLOG_IMAGE.jpg陸前高田で洗浄写真プロジェクト! カンボジアスタディツアーも受付中です!

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アフタモードスピリット【アフタモード魂十則】株式会社スタディオアフタモードの社訓。外向けには全貌が伏せられているが、プロとして、社会人として、そして人間として何が重要かという思考・行動規範をヤハギがまとめたもの。できた当初は「電通鬼十則」にあやかり「アフタモード鬼十則」だったが、安藤の意見により「魂十則」に変更してメンバーにリリースされた。

せつじつ【切実】「切実を切り出さずして、何が思想であろうか。切実に向わずして、何が生活であろうか。切実に突入することがなくて、何が恋情であろうか。切実を引き受けずして、いったい何が編集であろうか」とは松岡正剛師の言葉。僕らは切実だからこそ本気になれる。そのことに気づいているかどうかが重要だ。

イープレス【E-PRESS】インターネット上で配信される電子雑誌。そもそもプレスというのは、定着を表すのだが、電子雑誌の場合改編が簡単なため、あまりプレス感が無く、コピペなどの無断引用に弱い。PDF化により多少プレス感を出すことが出来るが、リンクを張れないのでデメリットも多い。

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第64号(9月1日)【政経評】『数と人』矢萩邦彦『社会学曼陀羅11:詩と批評について』佐藤慧『経済と友愛 ~ある猟師の物語~』笠原正嗣『民主主義と効率』松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ14』『抗う理性』

第63号(8月1日)【アート】『通り過ぎること』水野清仁『E-PRESS_63号 - studio.AFTERMODE -』佐藤慧『青く透き通るような風』笠原正嗣『日本の発想』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ13』『風』

第62号(7月1日)【労働】『継続する結果』安田菜津紀『陸前高田市、小友町の天洋丸にて。』佐藤慧『君の瞳』 笠原正嗣『インフレ・円安を考えてみる』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ12』『情報と存在学』

第61号(6月1日)【死生観】 水野清仁『s.AFTERMODE-PRESS 2013.6.1』 矢萩邦彦『時代と死生観』佐藤慧『ゆく河の流れは絶えずして』安藤理智『無題』 笠原正嗣『イマ』

第60号 (5月1日)【教育】矢萩邦彦『中学受験と社会問題』笠原正嗣『共感と思考』佐藤慧『未来の主役たちへ』安藤理智『教育現場の素地』松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ10』

パラリンピック特集7号 『見えないコミュニケーション』矢萩邦彦『音の世界の中で研ぎ澄まされる~ゴールボール日本チームのパラリンピック(3)』

パラリンピック特集6号 『セミファイナル後半に挑む。』 矢萩邦彦『音の世界の中で研ぎ澄まされる~ゴールボール日本チームのパラリンピック(2)』 安田菜津紀 第8回「名取洋之助写真賞」受賞」

パラリンピック特集5号 『鈴の先の「金」を目指して』 矢萩邦彦『音の世界の中で研ぎ澄まされる~ゴールボール日本チームのパラリンピック』

パラリンピック特集4号 『おめでとう!秋山里奈選手金メダル獲得!!』 矢萩邦彦『Go!Go!里奈!!~全盲の水泳選手秋山里奈と応援団のパラリンピック(3)』

パラリンピック特集3号  『ロンドンパラリンピック 秋山里奈応援団!! ~背泳ぎ決勝直前、会場前にて』 【速報】矢萩邦彦『Go!Go!里奈!!‐今夜背泳ぎ決勝進出』

パラリンピック特集2号 『ロンドンパラリンピック 秋山里奈応援団 ~背中に響く里奈の声』 矢萩邦彦『Go!Go!里奈!!~全盲の水泳選手秋山里奈と応援団のパラリンピック』

パラリンピック特集1号『始まりの帰路』

第59号 (7月3日)『基準で見るということ』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ9』安藤理智『ブレードランナー 夢の舞台を駆け抜ける』

第58号 (7月17日)『忘れないと思ひ出す』松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ8』佐藤慧『今を生きる』

第57号 (7月3日)『所属と経験と区別する必然性と』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ7』 笠原正嗣「マンダラ発光展@gggを見て」(後篇)

第56号 (6月18日)『良き杖を手に力強く足を前に』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ6』笠原正嗣「マンダラ発光展@gggを見て」(前篇)

第55号 (6月4日)『専門の弱さ』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ5』 水野清仁『女性』

第54号 (5月13日)『ズレと忘却を越えて』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ4』 安田菜津紀『あなたのいない、これからの時間を。』

第53号 (4月30日)『誰が為の未来』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ3』 安藤理智『ため息のでる美しさ アヤソフィア』

第52号 (4月16日)『情報はサイである』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ2』 佐藤慧 『アフリカ再訪 2012春 (4)Way Station「道の駅」-それぞれの未来へ』

第51号(4月2日) 『何度でも考えること』 鼎談:松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ』 佐藤慧『アフリカ再訪 2012春 (3)ジュバ-産声をあげた国』

第50号(3月19日)『それぞれの日常、それぞれの未来』 安田菜津紀『HIVと共に生まれる~ウガンダ取材~』 佐藤慧『アフリカ再訪 2012春(2)チンサリ-森の未来、人類の未来』

第49号(3月5日) 「伝える」から「伝わる」へ 佐藤慧『サラーム・キルギスツアー2011-天山の真珠に触れて-⑤ 再会を約束して』 笠原正嗣『古典音讀』

第48号(2月21日) 『haveとbehave』 佐藤慧「アフリカ再訪 2012春 (1)ルサカー季節は巡り」 ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅10:メディア論的身体論』

第47号(2月7日)『人を活かすために』 佐藤慧『サラーム・キルギスツアー2011-天山の真珠に触れて-④シベリア抑留者の遺産』 笠原正嗣 『新陰流とアナトミー(解剖学)』

第46号(10月18日)『忘れ物』 安田菜津紀『HIVと共に生きる 新しい命、残された命』 安藤理智『朝の浜辺』

第45号(10月11日)『型から想起する』佐藤慧『サラーム・キルギスツアー2011-天山の真珠に触れて-③イシク・クルの朝日』笠原正嗣『新陰流とアフォーダンス』

第44号(10月4日)『自分に出来ること』矢萩邦彦上海講演『災害時における「任意NPO」という方法の可能性と課題について』(後編)安藤理智『島の夕暮れ』

第43号(9月27日)『何を受け取り、何を伝えているのか』佐藤慧『サラーム・キルギスツアー2011-天山の真珠に触れて-②キルギスの家族』笠原正嗣『日本の症状4-「ニュースは見るだけ無駄。」と思わせる仕掛け。』

第42号(9月20日)『「問題」を見つめる』』矢萩邦彦上海講演  『災害時における「任意NPO」という方法の可能性と課題について』(前編)安田菜津紀 『路地裏に生きる子どもたち』

第41号(9月13日)『知り、行動し、悩み続けること』佐藤慧『サラーム・キルギスツアー2011-天山の真珠に触れて-①天山山脈の麓へ』笠原正嗣『日本の症状3―見ているのか、見させられているのか』

第40号(9月6日)『生死を分けるTPO』ライフリンク代表、清水康之氏インタビュー『寄り添うために -報道を通して何ができるのか-』(後編)佐藤慧 『復興の狼煙(のろし)』

第39号(8月29日)『誰のためのメッセージなのか?』ライフリンク代表、清水康之氏インタビュー『寄り添うために -報道を通して何ができるのか-』安田菜津紀『1本松に寄せる想い』

第38号(8月22日)『記憶を記録すること』安田菜津紀『新しい瞬間を写真に込めて』安藤理智『隣国の少女』

第37号(5月27日)『言語の力と限界と』佐藤慧×矢萩邦彦アフリカ取材実況対談『コンゴ民主共和国の今(後編)』笠原正嗣『日本の症状2~原発反対運動と電力不足』

第36号(5月20日)『情報とイメージと信用と』笠原正嗣『日本の症状1』佐藤慧×矢萩邦彦アフリカ取材実況対談『コンゴ民主共和国の今(前編)』

第35号(5月13日)『想いと時間』佐藤慧『悼む時間』笠原正嗣『レンブラント時代からのオランダと日本』

第34号(5月6日)『「私援」するということ』安藤理智『11年目のトランジット 第3話 ~ほほえみの国の落とし穴①~』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅9:社会学曼陀羅09:ボランティアとアナキズム』

第33号(4月29日)『もう二か月か、まだ二か月か』日玉浩史×矢萩邦彦『日本の未来のために』佐藤慧Twitterなど情報まとめ4月後編

第32号(4月22日)『狭間を感じて』笠原正嗣『ピンセットのような建機の世界で』 佐藤慧Twitter情報まとめ4月前編

第31号(4月15日)『現想と錯綜』ヤハギクニヒコ「陸前高田取材報告」佐藤慧Twitterなど情報まとめ

第30号(4月6日)『幻実とタイミング』安田菜津紀『帰ってくるとそこは、もう出発前と同じ日本ではなかった』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅08:震災に思う平和学の未来』

第29号(3月25日)『知ることで未来を照らす』佐藤慧『心震えるとき』『県立高田病院からの光景』笠原正嗣「原発状況:続報」

第28号(3月18日)『東北・関東大震災と原発事故』ヤハギクニヒコ『災害志援NPOみんつな 設立』笠原正嗣『福島原発 爆発に備えて』

第27号(3月8日)『旅をすること、変わること』佐藤慧『アフリカレポート 2011年2月編』笠原正嗣『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記 vol.7』

第26号(3月1日)『視点の始点』安田菜津紀『明日を忘れないために~フィリピンの歌声』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅07:歴史の真顔と横顔』安藤理智『Ready to Fight』

第25号(2月22日)『読み書き飛び交うネットワーク』安藤理智『11年目のトランジット 第2話 ~見えないカースト社会②~』笠原正嗣『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記 vol.6』安田菜津紀『あなたに見せるために』

第24号(2月16日)『spec+α』佐藤慧『人間遍路 vol.03 「差異を超えて」』ヤハギクニヒコ×佐藤慧 『schoolAFTERMODE開校前夜――理想の学校、理想の教育(後編)』

第23号(2月9日)『痛みを忘れずに』安田菜津紀『それでも希望へ進んでいく~カンボジア緑の村から③』ヤハギクニヒコ×佐藤慧 『schoolAFTERMODE開校前夜――理想の学校、理想の教育(前編)』

第22号(2月2日)『差異・彩・祭・才』安藤理智『11年目のトランジット 第1話~見えないカースト社会①~』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅06:ツッコミと社会学』【回廊】笠原正嗣『影向

第21号(1月25日)『未知の領域に踏み込む視点』笠原正嗣『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記 vol.5』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅05:体が先か心が先か』

第20号(1月18日)『Topical Aura』佐藤慧『人間遍路vol.02 未来の種を蒔く』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅04:クールな合理化の非合理性』安藤理智『人間は成長する生き物』安田菜津紀『HIVと共に生まれる』vol.1

第19号(1月11日)『自然を感じること、世界を感じること』安田菜津紀 『ウガンダからの風』笠原正嗣 『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記 vol.4』佐藤慧 『愛すること、愛されること』

第18号(1月4日)メンバーから新年のご挨拶+ギャラリー的新コーナー回廊スタート。

第17号(12月27日)『Station』佐藤慧『人間遍路vol.1』ヤハギクニヒコ『社会学曼荼羅03』

第16号(12月20日)『心が繋ぐ、あなたとの距離』安田菜津紀×ヤハギクニヒコ『HIVと希望と』安藤理智『タイスタイル』

第15号(12月13日)『境界の幅と合わせと重ね』佐藤慧『カルチャーショックvol.5』笠原正嗣『子規とゴッホ』

第14号(12月6日)『グローバルグリッドどフラット化の夢』笠原正嗣『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記 vol.3』佐藤慧『その祈りは誰の耳に』 の風』

第13号(11月29日)『縁感』佐藤慧『カルチャーショック』vol.4.風の吹くまま:Zambia、ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅02:インターネットと無縁の風』

第12号(11月22日)『動き出す労働の境界線』安田菜津紀『ある母子家庭に見る日本の貧困問題』、ヤハギクニヒコ新連載『社会学曼陀羅01:貧困とは何か?~環境と選択肢』

第11号(11月15日)『技術革新と本質へのフォーカス』安藤理智『レンズが捉えるスポーツの本質』、笠原正嗣『絵巻物とiPad/iPhone』

第10号(11月8日)『覚悟することと足りないことと』安田菜津紀『元日本兵・松浦俊郎さんを訪ねて』、ヤハギクニヒコ×小川光一『それでも運命にイエスという』対談(後編)

創刊9号(11月1日)『投影する世界と偶然と必然』佐藤慧『カルチャーショック』vol.3.、ヤハギクニヒコ×小川光一『それでも運命にイエスという』対談

創刊8号(10月25日)『過去という礎上に』ヤハギクニヒコ『過去と向き合う――カンボジア、虐殺から30年目の覚悟』笠原正嗣『北斎流 vol.2』

創刊7号(10月18日)『境動する社会へ』佐藤慧『カルチャーショック vol.2』ヤハギ×安藤対談『海外で生活すること(後編)』

創刊6号(10月11日)『融解する境界線』安藤理智『海外生活の心得』ヤハギ×安藤対談『海外で生活すること』

創刊5号(10月4日) 安田菜津紀連載『カンボジア緑の村より②』佐藤慧『アフリカレポート selection 9月編』

創刊4号(9月27日) 『江戸の日本とアフリカの今』笠原正嗣『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記(1)』 佐藤慧『南部アフリカレポート selection 8月編』

創刊3号(9月20日) 「世代を越えて経験を伝える」特集

創刊2号(9月13日) 佐藤慧『カルチャーショック』連載開始

創刊1号(9月6日) 安田菜津紀 『カンボジア緑の村より』連載開始

創刊準備0号(8月30日) 世界を笑顔にするために。