vol.0012 of AFTERMOD E-PRESS

AFTERMOD E-PRESS 第12号

00【巻頭】動き出す労働の境界線

 今回は「貧困」についてです。BOP(Bottom/Base of the Pyramid)を提唱されたC.Kプラハラードさんも今年お亡くなりになり、今後は僕たちの世代が受け継いでいかなけらばならないように思います。
 貧困と言う話題は、搾取するものと搾取されるものという話と切っても切れない関係にあるわけですが、最近出版され、松岡正剛さんも千夜千冊で取り上げられた『資本と言語』(クリスティアン・マラッツィ著、人文書院)という本があります。ここに取り上げられた内容で僕自身が驚いたことは、「労働がますます言語行為によって定義されるにつれて、(中略)、労働時間と不労時間、労働と生活を隔ていていた伝統的な壁が崩壊していく」という一節です。僕たちは何かを買う時ある程度情報を集めてから買いますが、その調査時間は本来僕たちのプライベートな時間であるはずなのに、それも「労働」と取れてしまうということだと思います。もしそうだとすると、携帯電話でゲームを提供し客を集めるビジネスも、実はプレイヤーは無償労働させられていることになります。搾取された労働は売上ではなく時価総額で現れてくるわけですね。今回は貧困というテーマに対して、安田は国内から、ヤハギは国外から目を向けます。二人の視線が交差する瞬間を意識して、この問題に目を向けていただけたらと思います。

(笠原正嗣)

INDEX
vol.0012号(2010年11月22日号)


00【巻頭】『動き出す労働の境界線』
01【特集】安田菜津紀『ある母子家庭に見る日本の貧困問題』
02【連載】ヤハギクニヒコ
    『社会学曼陀羅01:貧困とは何か?~環境と選択肢』
03【報告】佐藤慧×安田菜津紀 TEDxYouth
04【告知】11月22-24日 佐藤慧&安田菜津紀
    『Under The Same Sky -同じ空の下で-』
05【告知】安田菜津紀11月20日発売『日本カメラ』掲載
06【告知】12月 2日 オリンパス写真展「She Has A "PEN"」(in京都)
07【後記】『死に至る病に抗う』


ページの先頭へ

01【特集】安田菜津紀
『ある母子家庭に見る日本の貧困問題』


 ある母子家庭の話です。お父さんが10年前に亡くなり、お母さんが女手一つで子どもを育ててきた。好きだった趣味をやめ、朝は新聞配達、子どもを送りだしてパートへ、土日も古着を集めてフリーマーケットで売っては生活費の足しにした。そんな姿は近所の人の目にもついた。「学校の友達から家のことをからかわれる度に、喧嘩をして帰ってきました。母は何も言わなかったけれど、きっと分かっていたと思います」。小学校時代を振り返り、娘はそう語る。

 そんな頑張りが認められ、彼女は準職員になった。けれど昨年、乳がんが見つかる。初期であったため転移もなく、無事に摘出が終わったものの、ずっと彼女の中で張り詰めていた糸が突然、ぷつりと切れてしまった。「自分の、人生の負の部分が自分に一気に襲い掛かってきたような気がしたのだ」と言う。幼い頃親から虐待を受けた記憶、夫との離婚、彼の死という現実、そして娘の反抗期。乳がん手術を終えた3ヵ月後、彼女は精神を病んで再び入院することになった。

 精神の病は一筋縄ではいかない。入退院を繰り返しながらも何とか仕事を続ける彼女だったが、「精神病」には様々な偏見がついて回る。職場の理解は得られなかった。彼女は突然、解雇された。本来ならば傷痍手当がその年の年末までもらえるはずであったが、会社側はそれも告げなかった。

 娘は大学受験を控えている。彼女は市の窓口で生活保護を申請しに行き、こう告げられる。「娘さんが大学に進学した場合、保護支給の対象にはなりません。また保険は財産ですので、全て解約して下さい」。「医療費は全て市が負担しますから」、とのことだった。

 生活保護は今後一生受けられるものではない。生活保護が打ち切りになった後、癌の手術経験のある彼女が再び保険に加入することは難しい。そんな中、
 もし癌が再発してしまったら?
あまりのリスクの大きさに、彼女は生活保護の受給を諦めた。

 それから病の体を引きずりながらパートに行き、それでもとても足りず貯金を切り崩す毎日。彼女の娘は、果たして大学に進学することができるのだろうか?


PB061689-2.jpg
娘の部屋の棚に置かれた家族写真。
娘はいつもそれを伏せ、母はそれをまたこっそり起こす。
何年間もその繰り返しが続いている。

 これは特異なケースではなく、日本で日常的に起きている問題です。彼女のケースを見るだけでも、様々な問題の側面が見えてきます。社会の中の孤独の問題、教育の問題、そして行政の対応の問題。日本の貧困問題は、果たして本当に「自己責任」なのでしょうか? 子どもたちが自由に「夢」を描ける環境にあるのでしょうか?

 進学を諦めていく子どもたち。連鎖していく貧困。そんな現実を目の当たりにする度に、悔しくてたまらなくなるのです。「子ども」から「大人」になった私が一番やりたいこと。それは次の世代、「子ども」たちの未来を育むことなのかもしれない。今後「日本の貧困」の取材を進めます。

(文+写真=安田菜津紀)

ページの先頭へ

02【連載】ヤハギクニヒコ
『社会学曼陀羅01:貧困とは何か?~環境と選択肢』


 仮に、「貧困」の対概念を「幸福」としてみます。

 1998年にノーベル経済学賞を受賞したインドの経済学者アマルティア・センは「幸せ」とは「選択可能性の幅」すなわち「潜在能力」であると言いました。これを「ケイパビリティ」と言います。だいたいにおいて、人は自分が選択可能な中から最善の選択をしています。それは当たり前なのですが、例えば僕の場合、以前勤めていた会社で「有給休暇」というものがなかったので、基本的に休むことをしませんでした。これは当時の僕にとっては最善の選択だったのですが、社会的に見たら問題があるわけです。つまり別の選択肢が見えていなかったんですね。選択するためには、まず自分の中に理想やヴィジョンがなければいけないわけですが、それすらままならない状況に、無自覚の福祉問題が潜んでいるといえそうです。

 2008年、はじめてカンボジアへ行ったときに真っ先に感じたのは、経済状態だけで貧困を語るのは危険だ、ということでした。人と人との繋がりが非常に豊かで、僕が出会った人々もまた、そこに価値を見出しているように思えました。むしろ、日本が支援して欲しいくらいだとすら感じる豊かな人間関係と温かい雰囲気の中で、それでもケイパビリティはとても低いと感じました。“国境なき子どもたち”の施設で出会ったディーという青年は、絵を描くのが好きでとても才能があるのですが、鉛筆もあまり手に入らないし、穴だらけの小屋に住んでいる家族の生活が優先だと言っていました。彼にとっての最善の選択は、日本に暮らす僕らの選択肢とどのくらい違うのでしょうか。

 オーストリアの哲学者イヴァン・イリイチは経営者や正社員以外の労働者を「シャドウ・ワーカーズ」と呼び、資本主義経済を支えているのは正にシャドウ・ワーカーズであると言いました。マルクスの『資本論』で考えるのならば、正社員もその他の労働者も会社が搾取出来るだけ余分に働かなければなら成りません。しかし、その労働量はかなり幅があります。ワーキング・プアと呼ばれる人々を尻目に、いつ働いているのか分からないような、給料に見合わない仕事しかしないホワイトカラーも居ます。マルクスのいう搾取だけで現代の資本主義が成り立っているとは考えられません。確実に不当に搾取されすぎている人々がいるはずなんですね。そんな中、自分にとっての最善の選択としてシャドウ・ワークを選ぶ人が存在する。イリイチはそういう社会事態に問題があると批判しました。それは真の自発的選択ではない、というんですね。

 例えば、僕が授業を持っている中学受験生達の中には、親の意志で塾に通っている(と本人が認識している)生徒と、自発的に通っている(と本人が認識している)生徒が居ます。しかし、自発的に通っている生徒に、その理由を聞くと、受験をした方が将来(お金に)困らないと親に言われたから、あるいは地元の公立中学校があまりに荒れているから、というような答えがかなり多くあります。果たしてこれらの生徒は自発的に受験勉強をしていると言えるでしょうか。この辺に日本社会の持つ問題点が見え隠れしているように感じます。イリイチは、自発的でない勉学もまたシャドウ・ワークであり、肥大した資本主義を支える要素になっていると分析しました。

 先日ご招待戴いたTEDxSeedsカンファレンスで、写メールや床発電を手がけた発明家の武藤佳恭さんとお話しさせて戴く機会がありました。その時に武藤さんは「お金に頼る支援など長続きしない。本当に支援を考えるなら金ではなくて頭を使わないと」と仰っていたのですが、もしかしたら僕らはお金に価値を置き過ぎることで選択肢を狭め、そのためにさらに資本主義に絡め取られているのではないか、と感じました。アマルティア・センの経済学は「モチベーションの倫理的思考法」と「それを達成するための手段」をベースにしています。僕らがそれぞれの貧困から脱するためのキーワードは、貨幣に変換することを拒否するような、そういう価値を多様に持つことと、それによる選択肢の豊かさなのであり、それを実現出来るような社会的アプローチを国やマスコミにだけ頼るのではなく、個人レベルで発信していくことなのではないでしょうか。

(ヤハギクニヒコ)

ページの先頭へ

07【編集後記】
死に至る病に抗う

 11月19日、「九条の会」主催による飯田進さんの講演会に参加してきました。現代日本に住む僕らの直面している問題など、戦時中に起こったことに比べれば“絶望”するにはおこがましい些細な問題に感じます。しかし、飯田さんをして「今の日本は絶望的である」といいます。実際、僕の接する中にも、社会に対する閉塞感や、絶望感を口にする学生が数多くいます。努力をせずにネガティヴな言動を取ることに対して、僕は憤慨しがちなのですが、そういう風に感じさせる社会に原因があるのもまた事実だと思います。社会のせいにして個に引きこもるのではなく、隣の個に語りかけて、少しずつ輪を広げて、社会に近づいていく。飯田さんは「一部の学生との対話の中には希望を感じる」と仰っています。国境や世代を越えてわかり合うことと、隣の誰かとわかり合うことは、根本的には同じことのように思います。草の根的な活動に希望の光を見つつ、また来週お目にかかります。

(ヤハギクニヒコ)

03【報告】佐藤慧×安田菜津紀 TEDxYouth


 11月20日に開催されました「TEDxYouth@Seeds」に、スタディアアフタモードからは安田菜津紀、佐藤慧が参加しました。安田はメインステージで、佐藤はアフターパーティでの発表でした。100名を超える厳選された参加者の前での発表は、「0から1への種を蒔く」と同時に、僕たち自身も大きな力を頂きました。

 20代を中心に、これからの世界を変える可能性を秘めた人々の集う場は、その場に居るだけで楽しく、エネルギーに満ちていました。ここで得た新たな出逢い、前進への意思は、今後少しずつ芽吹き、成長し、未来への花を咲かせることと思います。巡り合えた全てのみなさまに感謝。また来年、お会いしましょう。

(佐藤慧)

ページの先頭へ

04【告知】11月22-24日 佐藤慧&安田菜津紀
『Under The Same Sky -同じ空の下で-』


 11月22日から3日間、滋賀県の立命館BKCをお借りして、写真展を開催します。安田菜津紀の写真と共に、国際協力団体TOM SAWYER様との共催です。

 この団体の創立メンバーでもある千葉慎也 氏には今回のイベントを開催する切っ掛けを作っていただきました。彼の活動の展示コーナーもありますので、よろしければ足をお運びください。

 「Under The Same Sky」というタイトルは、僕が今後永く続けていきたいテーマタイトルで、今回はその第一歩となります。同じ空の下で、同じ世界に呼吸する人々の命を、少しでも垣間見えるものを写真を通じて感じてもらいたいです。

日時:11月22~24日
場所:立命館BKC リンク2階、リブロスペース

◇ 22 日:11:00 ~ 18:00(11:00 ~ 18:00 作者在廊) 
◆ 23 日: 9:00 ~ 18:00(14:00 ~ 18:00 作者在廊)
◇ 24 日: 9:00 ~ 18:00(14:00 ~ 18:00 作者在廊)

◆23日にはトークイベントも開催します。
【イベント詳細】はこちら→http://ameblo.jp/keisatojapan/

ページの先頭へ

05【告知】安田菜津紀 11月20日発売『日本カメラ』に掲載


 11月20日に発売されました『日本カメラ』にて、安田菜津紀の記事が掲載されております。「オリンパスPENのインタビュー」、「『CAPA』に今岡昌子さんとの対談」と二点掲載していただいているので、お時間のある方はぜひ手に取ってご覧ください!

ページの先頭へ

06【告知】安田菜津紀
オリンパス写真展「She Has A "PEN"」(in京都)


☆安田菜津紀がオリンパスギャラリー主催のグループ展「日本カメラ社主催、7人の写真展」に参加させていただきます。お時間があいましたら是非、足をお運び下さいませ。

◆2010年12月2日(木)~7日(火)   ギャラリー古都(旧コンタックスサロン)(AM11時~PM7時/最終日午後3時/日曜・祝日休館)

◆2011年1月20日(木)~2月2日(水) オリンパスギャラリー大坂(AM10時~PM6時/最終日午後3時/日曜・祝日休館)

ページの先頭へ

【再掲告知】
メールマガジン同時創刊!

『AFTERMOD E-PRESS』はWEBでの閲覧を想定して編集をしておりますが、写真や画像を除いたテクスト版をメールマガジンにて配信いたします。「メールマガジン」ページに登録フォームを作りましたので、ご希望の方はご登録をお願いします。ある程度の人数までは手作業で登録をし、実験をしつつの配信になると思いますが、よろしければご登録をお願いします。(イベントなどの優先予約等の特典も付けさせて頂きたいと考えております)

メールマガジン

ページの先頭へ

MEMBERS BLOG

安田菜津紀

BLOG_IMAGE.jpg陸前高田で洗浄写真プロジェクト! カンボジアスタディツアーも受付中です!

LinkIcon安田菜津紀オフィシャルブログ

佐藤慧

IMG_0514.JPG陸前高田での支援活動を中心に、写真展や報道も!

LinkIcon佐藤慧オフィシャルブログ

ヤハギクニヒコ

R0011511.JPG鏡明塾「風雅コース」スタート!受験生と社会人のための現代国語講座も。

LinkIconヤハギクニヒコオフィシャルサイト

ページの先頭へ

LINK





NEW KEYWORD

アフタモードスピリット【アフタモード魂十則】株式会社スタディオアフタモードの社訓。外向けには全貌が伏せられているが、プロとして、社会人として、そして人間として何が重要かという思考・行動規範をヤハギがまとめたもの。できた当初は「電通鬼十則」にあやかり「アフタモード鬼十則」だったが、安藤の意見により「魂十則」に変更してメンバーにリリースされた。

せつじつ【切実】「切実を切り出さずして、何が思想であろうか。切実に向わずして、何が生活であろうか。切実に突入することがなくて、何が恋情であろうか。切実を引き受けずして、いったい何が編集であろうか」とは松岡正剛師の言葉。僕らは切実だからこそ本気になれる。そのことに気づいているかどうかが重要だ。

イープレス【E-PRESS】インターネット上で配信される電子雑誌。そもそもプレスというのは、定着を表すのだが、電子雑誌の場合改編が簡単なため、あまりプレス感が無く、コピペなどの無断引用に弱い。PDF化により多少プレス感を出すことが出来るが、リンクを張れないのでデメリットも多い。

アフタモード辞典

ページの先頭へ

BackNumber

第64号(9月1日)【政経評】『数と人』矢萩邦彦『社会学曼陀羅11:詩と批評について』佐藤慧『経済と友愛 ~ある猟師の物語~』笠原正嗣『民主主義と効率』松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ14』『抗う理性』

第63号(8月1日)【アート】『通り過ぎること』水野清仁『E-PRESS_63号 - studio.AFTERMODE -』佐藤慧『青く透き通るような風』笠原正嗣『日本の発想』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ13』『風』

第62号(7月1日)【労働】『継続する結果』安田菜津紀『陸前高田市、小友町の天洋丸にて。』佐藤慧『君の瞳』 笠原正嗣『インフレ・円安を考えてみる』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ12』『情報と存在学』

第61号(6月1日)【死生観】 水野清仁『s.AFTERMODE-PRESS 2013.6.1』 矢萩邦彦『時代と死生観』佐藤慧『ゆく河の流れは絶えずして』安藤理智『無題』 笠原正嗣『イマ』

第60号 (5月1日)【教育】矢萩邦彦『中学受験と社会問題』笠原正嗣『共感と思考』佐藤慧『未来の主役たちへ』安藤理智『教育現場の素地』松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ10』

パラリンピック特集7号 『見えないコミュニケーション』矢萩邦彦『音の世界の中で研ぎ澄まされる~ゴールボール日本チームのパラリンピック(3)』

パラリンピック特集6号 『セミファイナル後半に挑む。』 矢萩邦彦『音の世界の中で研ぎ澄まされる~ゴールボール日本チームのパラリンピック(2)』 安田菜津紀 第8回「名取洋之助写真賞」受賞」

パラリンピック特集5号 『鈴の先の「金」を目指して』 矢萩邦彦『音の世界の中で研ぎ澄まされる~ゴールボール日本チームのパラリンピック』

パラリンピック特集4号 『おめでとう!秋山里奈選手金メダル獲得!!』 矢萩邦彦『Go!Go!里奈!!~全盲の水泳選手秋山里奈と応援団のパラリンピック(3)』

パラリンピック特集3号  『ロンドンパラリンピック 秋山里奈応援団!! ~背泳ぎ決勝直前、会場前にて』 【速報】矢萩邦彦『Go!Go!里奈!!‐今夜背泳ぎ決勝進出』

パラリンピック特集2号 『ロンドンパラリンピック 秋山里奈応援団 ~背中に響く里奈の声』 矢萩邦彦『Go!Go!里奈!!~全盲の水泳選手秋山里奈と応援団のパラリンピック』

パラリンピック特集1号『始まりの帰路』

第59号 (7月3日)『基準で見るということ』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ9』安藤理智『ブレードランナー 夢の舞台を駆け抜ける』

第58号 (7月17日)『忘れないと思ひ出す』松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ8』佐藤慧『今を生きる』

第57号 (7月3日)『所属と経験と区別する必然性と』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ7』 笠原正嗣「マンダラ発光展@gggを見て」(後篇)

第56号 (6月18日)『良き杖を手に力強く足を前に』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ6』笠原正嗣「マンダラ発光展@gggを見て」(前篇)

第55号 (6月4日)『専門の弱さ』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ5』 水野清仁『女性』

第54号 (5月13日)『ズレと忘却を越えて』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ4』 安田菜津紀『あなたのいない、これからの時間を。』

第53号 (4月30日)『誰が為の未来』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ3』 安藤理智『ため息のでる美しさ アヤソフィア』

第52号 (4月16日)『情報はサイである』 松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ2』 佐藤慧 『アフリカ再訪 2012春 (4)Way Station「道の駅」-それぞれの未来へ』

第51号(4月2日) 『何度でも考えること』 鼎談:松岡正剛×日玉浩史×矢萩邦彦『震災と日本のフラジリティ』 佐藤慧『アフリカ再訪 2012春 (3)ジュバ-産声をあげた国』

第50号(3月19日)『それぞれの日常、それぞれの未来』 安田菜津紀『HIVと共に生まれる~ウガンダ取材~』 佐藤慧『アフリカ再訪 2012春(2)チンサリ-森の未来、人類の未来』

第49号(3月5日) 「伝える」から「伝わる」へ 佐藤慧『サラーム・キルギスツアー2011-天山の真珠に触れて-⑤ 再会を約束して』 笠原正嗣『古典音讀』

第48号(2月21日) 『haveとbehave』 佐藤慧「アフリカ再訪 2012春 (1)ルサカー季節は巡り」 ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅10:メディア論的身体論』

第47号(2月7日)『人を活かすために』 佐藤慧『サラーム・キルギスツアー2011-天山の真珠に触れて-④シベリア抑留者の遺産』 笠原正嗣 『新陰流とアナトミー(解剖学)』

第46号(10月18日)『忘れ物』 安田菜津紀『HIVと共に生きる 新しい命、残された命』 安藤理智『朝の浜辺』

第45号(10月11日)『型から想起する』佐藤慧『サラーム・キルギスツアー2011-天山の真珠に触れて-③イシク・クルの朝日』笠原正嗣『新陰流とアフォーダンス』

第44号(10月4日)『自分に出来ること』矢萩邦彦上海講演『災害時における「任意NPO」という方法の可能性と課題について』(後編)安藤理智『島の夕暮れ』

第43号(9月27日)『何を受け取り、何を伝えているのか』佐藤慧『サラーム・キルギスツアー2011-天山の真珠に触れて-②キルギスの家族』笠原正嗣『日本の症状4-「ニュースは見るだけ無駄。」と思わせる仕掛け。』

第42号(9月20日)『「問題」を見つめる』』矢萩邦彦上海講演  『災害時における「任意NPO」という方法の可能性と課題について』(前編)安田菜津紀 『路地裏に生きる子どもたち』

第41号(9月13日)『知り、行動し、悩み続けること』佐藤慧『サラーム・キルギスツアー2011-天山の真珠に触れて-①天山山脈の麓へ』笠原正嗣『日本の症状3―見ているのか、見させられているのか』

第40号(9月6日)『生死を分けるTPO』ライフリンク代表、清水康之氏インタビュー『寄り添うために -報道を通して何ができるのか-』(後編)佐藤慧 『復興の狼煙(のろし)』

第39号(8月29日)『誰のためのメッセージなのか?』ライフリンク代表、清水康之氏インタビュー『寄り添うために -報道を通して何ができるのか-』安田菜津紀『1本松に寄せる想い』

第38号(8月22日)『記憶を記録すること』安田菜津紀『新しい瞬間を写真に込めて』安藤理智『隣国の少女』

第37号(5月27日)『言語の力と限界と』佐藤慧×矢萩邦彦アフリカ取材実況対談『コンゴ民主共和国の今(後編)』笠原正嗣『日本の症状2~原発反対運動と電力不足』

第36号(5月20日)『情報とイメージと信用と』笠原正嗣『日本の症状1』佐藤慧×矢萩邦彦アフリカ取材実況対談『コンゴ民主共和国の今(前編)』

第35号(5月13日)『想いと時間』佐藤慧『悼む時間』笠原正嗣『レンブラント時代からのオランダと日本』

第34号(5月6日)『「私援」するということ』安藤理智『11年目のトランジット 第3話 ~ほほえみの国の落とし穴①~』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅9:社会学曼陀羅09:ボランティアとアナキズム』

第33号(4月29日)『もう二か月か、まだ二か月か』日玉浩史×矢萩邦彦『日本の未来のために』佐藤慧Twitterなど情報まとめ4月後編

第32号(4月22日)『狭間を感じて』笠原正嗣『ピンセットのような建機の世界で』 佐藤慧Twitter情報まとめ4月前編

第31号(4月15日)『現想と錯綜』ヤハギクニヒコ「陸前高田取材報告」佐藤慧Twitterなど情報まとめ

第30号(4月6日)『幻実とタイミング』安田菜津紀『帰ってくるとそこは、もう出発前と同じ日本ではなかった』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅08:震災に思う平和学の未来』

第29号(3月25日)『知ることで未来を照らす』佐藤慧『心震えるとき』『県立高田病院からの光景』笠原正嗣「原発状況:続報」

第28号(3月18日)『東北・関東大震災と原発事故』ヤハギクニヒコ『災害志援NPOみんつな 設立』笠原正嗣『福島原発 爆発に備えて』

第27号(3月8日)『旅をすること、変わること』佐藤慧『アフリカレポート 2011年2月編』笠原正嗣『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記 vol.7』

第26号(3月1日)『視点の始点』安田菜津紀『明日を忘れないために~フィリピンの歌声』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅07:歴史の真顔と横顔』安藤理智『Ready to Fight』

第25号(2月22日)『読み書き飛び交うネットワーク』安藤理智『11年目のトランジット 第2話 ~見えないカースト社会②~』笠原正嗣『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記 vol.6』安田菜津紀『あなたに見せるために』

第24号(2月16日)『spec+α』佐藤慧『人間遍路 vol.03 「差異を超えて」』ヤハギクニヒコ×佐藤慧 『schoolAFTERMODE開校前夜――理想の学校、理想の教育(後編)』

第23号(2月9日)『痛みを忘れずに』安田菜津紀『それでも希望へ進んでいく~カンボジア緑の村から③』ヤハギクニヒコ×佐藤慧 『schoolAFTERMODE開校前夜――理想の学校、理想の教育(前編)』

第22号(2月2日)『差異・彩・祭・才』安藤理智『11年目のトランジット 第1話~見えないカースト社会①~』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅06:ツッコミと社会学』【回廊】笠原正嗣『影向

第21号(1月25日)『未知の領域に踏み込む視点』笠原正嗣『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記 vol.5』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅05:体が先か心が先か』

第20号(1月18日)『Topical Aura』佐藤慧『人間遍路vol.02 未来の種を蒔く』ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅04:クールな合理化の非合理性』安藤理智『人間は成長する生き物』安田菜津紀『HIVと共に生まれる』vol.1

第19号(1月11日)『自然を感じること、世界を感じること』安田菜津紀 『ウガンダからの風』笠原正嗣 『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記 vol.4』佐藤慧 『愛すること、愛されること』

第18号(1月4日)メンバーから新年のご挨拶+ギャラリー的新コーナー回廊スタート。

第17号(12月27日)『Station』佐藤慧『人間遍路vol.1』ヤハギクニヒコ『社会学曼荼羅03』

第16号(12月20日)『心が繋ぐ、あなたとの距離』安田菜津紀×ヤハギクニヒコ『HIVと希望と』安藤理智『タイスタイル』

第15号(12月13日)『境界の幅と合わせと重ね』佐藤慧『カルチャーショックvol.5』笠原正嗣『子規とゴッホ』

第14号(12月6日)『グローバルグリッドどフラット化の夢』笠原正嗣『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記 vol.3』佐藤慧『その祈りは誰の耳に』 の風』

第13号(11月29日)『縁感』佐藤慧『カルチャーショック』vol.4.風の吹くまま:Zambia、ヤハギクニヒコ『社会学曼陀羅02:インターネットと無縁の風』

第12号(11月22日)『動き出す労働の境界線』安田菜津紀『ある母子家庭に見る日本の貧困問題』、ヤハギクニヒコ新連載『社会学曼陀羅01:貧困とは何か?~環境と選択肢』

第11号(11月15日)『技術革新と本質へのフォーカス』安藤理智『レンズが捉えるスポーツの本質』、笠原正嗣『絵巻物とiPad/iPhone』

第10号(11月8日)『覚悟することと足りないことと』安田菜津紀『元日本兵・松浦俊郎さんを訪ねて』、ヤハギクニヒコ×小川光一『それでも運命にイエスという』対談(後編)

創刊9号(11月1日)『投影する世界と偶然と必然』佐藤慧『カルチャーショック』vol.3.、ヤハギクニヒコ×小川光一『それでも運命にイエスという』対談

創刊8号(10月25日)『過去という礎上に』ヤハギクニヒコ『過去と向き合う――カンボジア、虐殺から30年目の覚悟』笠原正嗣『北斎流 vol.2』

創刊7号(10月18日)『境動する社会へ』佐藤慧『カルチャーショック vol.2』ヤハギ×安藤対談『海外で生活すること(後編)』

創刊6号(10月11日)『融解する境界線』安藤理智『海外生活の心得』ヤハギ×安藤対談『海外で生活すること』

創刊5号(10月4日) 安田菜津紀連載『カンボジア緑の村より②』佐藤慧『アフリカレポート selection 9月編』

創刊4号(9月27日) 『江戸の日本とアフリカの今』笠原正嗣『北斎流:江戸のイメージアップ奮闘記(1)』 佐藤慧『南部アフリカレポート selection 8月編』

創刊3号(9月20日) 「世代を越えて経験を伝える」特集

創刊2号(9月13日) 佐藤慧『カルチャーショック』連載開始

創刊1号(9月6日) 安田菜津紀 『カンボジア緑の村より』連載開始

創刊準備0号(8月30日) 世界を笑顔にするために。